風しん流行についての注意喚起


東京都からも風しん流行の注意喚起がなされていますが、


世田谷保健所の医師から風しんに関する注意喚起のチラシ、情報をいただきました。


「世田谷保健所からのお願い」

現在 風しんは首都圏を中心に例年にない(非常事態と思っております)流行です。
ピークは、 春〜初夏ですので、まだまだ患者が増加することが考えられます


10月以降国内 では、先天性風疹症候群(CRS)の患者が6名報告されており、
(都内は現在のところ0ですが)首都圏の流行が今後影響することを最も心配しています。


先天性風しん症候群(CRS)とは、妊娠初期に風しんに感染すると、胎児も風しんウイルスに感染し、
生まれてくる赤ちゃんが難聴、心疾患、白内障、などの障害が出る病気です。
こうした障害の発生率は、妊娠3か月までの場合、20〜30%になるといわれています。


30代以降の男性だけではなく、20代女性や高校生や大学生でも患者が出ていて、
風しんはまん延の状態ですが、唯一の予防法であるワクチン接種を進めるためには、
一番深刻な影響がある妊婦への感染予防にターゲットを絞りキャンペーンを張るべきではないかと考えています。

妊娠中はワクチン接種が出来ないのです。


こちらのURLがとても分かりやすく出来ています。


世田谷区では上のチラシを作成して区内医療機関や保育園・児童館など妊婦さんや
そのパートナーの目に着くところに掲示を始めました。
風しんの流行を知ってもらい、妊娠を希望する人、妊婦のパートナーに予防接種を受けてもらい、
CRSを予防していただきたいと思います。


ぜひご協力をお願いします。