活動方針と小児医療講座の提供について


活動が始まり5年余りが経過しましたが、改めて、
現在の活動方針と小児医療講座の提供についてお知らせいたします。


■現在の小児医療の現状と当会の活動方針
皆さんご存知のように,出生数や救急告知医療機関は減少傾向にあるにもかかわらず、
救急外来の利用件数、救急車の利用件数は増加し続け、
病院への搬送時間も延び続けています。


私たちの会は『一人でも多くの親が子どもの病気について知ることで、安心感を持ってほしい』、
『医療者の負担を軽くしたい』、ひいては『小児医療の環境全体を改善したい』と考え、
活動を続けております。


活動を始めて5年余、少しずつその必要性は理解されるようになってきましたが、
それでも自治体が主催する母親学級や乳児健診等で、子どもの病気について学ぶ機会はほとんどないのが現状です。


■「小児医療講座」の提供
毎年、少子化とはいえ、100万人の子どもが生まれます。
単純に計算しても、親となる人が毎年200万人います。
子どもの病気について、一部の親だけが知って安心する、ということではなく、
小児医療全体を考えたときに、様々な方にお伝えする必要性を私達は感じています。


一人でも多くの親(そしてその親をサポートする子育て支援に関わる方々など)に
小児医療の基礎を知っていただくために、これまで様々な自治体、団体に講座を提供してまいりました。
(以下に、これまで講座提供に協力してくださった団体を掲載します。)


自治体】(五十音順)
・神奈川県川崎市教育委員会
・神奈川県横浜市
・神奈川県横浜市西区役所
・神奈川県藤沢市教育委員会鵠沼公民館)
群馬県大泉町教育委員会
・東京都医療政策部
・東京都新宿区
・東京都新宿区牛込保健センター
・東京都新宿区西新宿保健センター
・東京都杉並区(すぎなみ地域大学)
・東京都杉並区堀ノ内東児童館
・東京都多摩小平保健所
・東京都豊島区(子育て支援グループきりょう共催)
・東京都中野区北部子ども家庭支援センター
山口県岩国市子育て支援センターネットワークぽけっと


自治体以外(NPO法人、保育園・幼稚園、ママサークル、企業ほか)】(五十音順)
・育児サークル ままいく
・お産とおっぱい・おしゃべり会
・おひさま保育園(戸田市
・神奈川県横浜市保土ヶ谷区医師会 保育園医師部会
NPO法人きずなメールプロジェクト
・こどもが丘保育園(杉並区)
・こぶたラボ
・サノフィパスツール株式会社
生活協同組合パルシステム東京
NPO法人せたがや子育てネット
・一般社団法人ドゥーラ協会
・ピュア・ハート
・町田じゃがりこの会
・まちとこ
・松が丘助産
・松代幼稚園(つくば市
NPO法人マドレボニータ
・ママ・コモンズ
・子育てサークル・マーミン
・新宿区子育て支援施設 ゆったりーの


※当会は特定の政治・宗教団体とは関係しておりません。


今後も本件につきましてご理解をいただき、一人でも多くの方が小児医療を知り、
小児医療の環境全体が改善されていくように願い、今後も様々な自治体・団体に対し、
小児医療講座を提供していく所存です。
今後ともこれまで以上の応援を宜しくお願いいたします。


平成24年11月