地域医療を支える団体活動の交流会@秋田


阿真です。
3月5日、7名もの会員が(鎌ヶ谷(千葉)や戸田(埼玉)から地元新宿まで)
スタッフ参加してくれた新宿メッセ、とても盛況だったようです。
みんなでアイディアを練って&工作マスターの二人が作った
新・ポスターも、是非見てみてくださいね。



そんな中、私は、秋田で講演&県内で医療を守る活動をする
団体さんとの交流会でした。
時間をたっぷりいただき&団体さん達への講演だったので、
お金の失敗のことから何やら洗いざらいお話しました。 


皆さん悩みながら懸命に活動されている方なので、参考になりました!
活動に活かします!と言っていただけました。


(うちもまだまだ悩むことは多しです)


その後は活動報告、そして心の交流ができたことがとてもよかったです。


事前にこういうことを聞きたい、とたくさんの質問をくださっていた
『おらほの産科小児科を守る会』
私達と志は一緒です。
医療者も行政も、みんなおうちに帰れば市民、のお話、
本当に納得でした。


また、家族の負担を減らし地域で暮らす人に
介護職が医療的ケアをと活動をする
『なないろサポートネット Ohana』本当に必要な活動だと思います。


そしてスキューバダイビングの教室を運営しながら、
小児救急の講座を秋田県各地へ出張して行う
『子どものファーストエイド普及協会 ACFI(アクフィ)』
なんと前々から会のことも私のこともご存知で、
ちょくちょく会のHPをチェックしてくだっていて、
会うのを楽しみにしてくださっていたとのことでした。(嬉☆)


また、秋田にはこども病院がなく、他の地域のような支援
(ファミリーハウスはいくつかの企業や団体から支援が入っています)が
ない中でも難病の子を持つ家族に居場所を、と準備する
『ファミリーハウス あきた』


そして会員である白賀さんがされている
『待合室を総合情報ステーションに』という取り組み。
(これから会になるとか!?頑張ってくださいー!)


他にも、患者塾など、素敵な医療を守る活動をされている方々と
交流いたしました。


特に、印象的だったのは『鹿角の医療と福祉を考える市民町民の会』
八幡平・・・20年前に、中学の修学旅行で行きました。


本当に美しい景色だったことを覚えています。
あんなに美しい場所で、医師がいなくて困っていると聞いて、
いてもたってもいられない気持ちです。


山が好きな先生、スキーが好きな先生もたくさんいらっしゃるかと。
市民がみんなで先生をバックアップする気持ちいっぱいの土地で、
豊かな自然に囲まれながら、医療を市民と行う、
都市部では味わえないものがありそうです。趣味も存分に!


あら?いつの間にか宣伝部長に。笑。


どの団体さんも素晴らしく温かくて、すっかり帰りたくなくなってしまいました。


今までそれぞれが個で頑張っていた活動、今回の第一回交流会を
終えて横に繋がることができたようでとても嬉しいことです。


お母さん達がなかなか集まらない、という団体さんの講座には
おらほのお母さんの代表をお呼びしたり、
子育て世代の団体さんのところへは
もうちょっと年の上の方達に見守り保育をお願いしたり・・・
これから活発に行き来があるのではと感じます。
本当に素晴らしい活動ばかりで、
その輪の中にいられた土曜日がもう懐かしく思い出されます。
秋田に医師が集まる日も遠くない、と感じました。
研修医の人達を団体の交流会にお呼びする、という
小児科の先生が出されたアイディアも、とても素敵だと思います。


昨年、産後まもなくてお断りした秋田県からの今回のお話、
今年もまたお声がけいただき、本当に感謝です。


これっきり、ではなくて、これからも繋がって、
共に医療を守る活動が広がっていきますように☆


今週末は、すぎなみメッセですね。
また皆さんとお会いできることを楽しみにしています。



最後にひと言。

===
同時接種後に亡くなられたお子さんのことで、
不安を抱える方は多くいらっしゃるかと思います。
検索し、こちらにたどり着いた方もいるかもしれません。
本件に関する会議があるとのことで、
その後小児科の先生から情報をいただき、
改めて遠くないうちに大切な情報をお伝えすることができればと考えます。
===
阿真京子